- 2025.05.20
-
公共工事成功の極意”積算”大解剖
読者の皆様、こんにちは!
少しずつ暖かい季節になりますが、いかがお過ごしでしょうか。
いつもメルマガをご覧いただきありがとうございます。
さて、本日は公共工事成功の極意である
「積算」について大解剖させていただきます。
公共工事と聞いてピンと来る方と来ない方がいらっしゃると思います。
なぜ今公共工事が必要なのか?を簡単に整理すると、
・市場規模は約7兆円の巨大市場
・国交省も中小~小規模事業者の受注金額が約1.65兆円になるよう掲げている
・公共工事が0になることはないため、継続的に仕事が発生する
など、多くのメリットがあります。
「いやいや、とはいえうちは無理でしょう」と思われる方も多いと思います。
・会社の歴史が浅い
➡創業年数が短くても落札できる
・公共工事の実績がない
➡実績がなくても応札できるものは多数
など「思っていたより参入できるな」と実感いただく会社様が多いです。
公共工事最大のポイント”積算”について
はっきり申し上げます。
落札できるかどうか一番のポイントは”積算”です。
公共工事で数十億を手掛けるとある経営者のセリフですが、
「公共工事は数字当てゲーム」とのことです。
・最低制限価格はいくらなのか?
・競合はいくらで応札してくるのか?
などです。
民間工事と公共工事における積算の違い
まずお伝えしたいのが、
民間工事(元請け・下請け含む)と公共工事の積算に対する考え方の違いです。
【民間工事】
STEP1:現場調査を行い、現場の測量を実施する
STEP2:測量結果に基づき、原価を算出する
STEP3:算出した原価に対して、粗利率30%(一例)となるように、各項目に粗利を乗せて合計金額を算出する。
【公共工事】
STEP1:発注者の出した図面や数量を確認し、積算ソフトに入力していく
➡公共工事の積算は、原則として「公共工事積算基準」に基づいて行われるため、単価当たりの金額と歩掛りは基本的には変えない。代表的な積算ソフトには最新の単価が設定されていることがほとんど。
STEP2:算出された積算金額に対する自社の利益を確認し、応札金額を調整する
➡よって、現場調査に行かずに積算して提出することがほとんど。
※積算ソフトの利用については、本マニュアルの“見積もり作成手法”をご覧いただく
となっており、大きく見積の作り方が違います。
公式としては、
直接工事費+間接工事費+一般管理費等=工事価格 となっております。
なので、
「外注する価格に粗利を30%乗せて見積もりを出そう」では、積算の精度が低いと言わざるを得ません。
国内大手ゼネコン出身者の語る、”積算”の極意を大解剖
ただ、メルマガの文面だけですべてをお伝えすることが難しく、
多くの経営者様からご要望を頂いております。
そこで、船井総研の公共工事ビジネス研究会では
「公共工事の受注は積算精度で決まる!積算の極意を大解剖!」と題し、
お話させていただきます。
某大手ゼネコン出身者のコンサルタントより、
1.公共工事の積算体系をマスターしよう
2.積算精度を向上させよう
3.受注率アップのための取組紹介!
4.収益アップ
という内容でお送りさせていただきます。
日時:2025年06月09日(月)13:00~16:30
場所:船井総研八重洲オフィス(JR「東京」駅 地下直結)
ぜひ、当日皆様とお会いできることを心待ちにしております。
本日もメルマガをご覧いただき、ありがとうございました!
無料経営相談をご活用ください!
弊社の専門コンサルタントが貴社にご訪問、もしくはお客様に弊社までお越し頂き、現在の貴社の経営について無料でご相談いただけます。 無料経営相談は専門コンサルタントが担当させていただきますので、どのようなテーマでもご相談いただけます。