解体工事業界って今後どうなっていくんだろう・・・?
解体会社の経営者なら多くの方が業界の行方は気になるところだと思います。
それもそのはず、いま業界は大きな潮目の変化を迎えており、
この先の経営の舵取りは非常に重要なものになってくるタイミングです。
今回のコラムでは業界時流の同行と経営の方向性について考えてみたいと思います。
解体業界の時流予測
空き家問題の深刻化
現在日本では、空き家の問題が深刻化されております。
空き家数は昭和53年から毎年増加しており、国土交通省によると、
空き家数は2030年まで増加見込みと発表されています。また、利用されていない空き家に課税する、
通称「空き家税」が日本で初めて京都市で導入される見通しとなっています。
こうした背景から「空き家問題」の解決策として、今後その他の市区町村でも
「空き家税」の制度の導入や、補助金の導入が検討されることでしょう。
行政は空き家問題を問題視しており、このようなCMも地上波で放送してます。
引用:国土交通省住宅局アキヤリバース「空き家は、放置せず活用を。令和5年改正空家法施行篇 CM動画
産業廃棄物費用・人件費値上がりによる低粗利化
解体会社様なら痛感されていることかと思いますが、年々廃棄物処理の費用が値上がりしております。
また、人件費も高騰しており解体工事費用が増加しております。
多くの解体会社様は不動産会社・ハウスメーカー・工務店などから解体工事を請負でされていることが多いと思います。
そういった中間マージンが発生する構造なので、利益が少ない解体工事をすることになってしまい、
「以前より忙しいのに、儲からない」といった状況になってしまいます。
解体の市場は伸びているのに、原価高騰などで儲からない会社が増えてしまってます。
そんな市場の中で、業績を伸ばしている解体会社はどのような取り組みを行っているのでしょうか。
元請解体業者が業績を伸ばし続ける!
先ほども申し上げましたが、多くの解体会社は仕事を自ら取りに行くのではなく、
紹介などで解体工事をしている会社様が多いと思います。
そんな中で、自社で集客を行い、
エンドユーザーから直接解体工事の依頼をいただく会社が業績を伸ばし続けております。
エンドユーザーから直接依頼を獲得する“元請化解体”が今後業績を伸ばすために必要なこととなります。
どのようにして元請化すればいいのか。
成功事例の取り組み
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■ 執筆者紹介
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株式会社 船井総合研究所
リノベーション支援部
今堀 一星